信州信濃の日本蕎麦 そして日本海へ

長野への旅行、宿がビジネスホテルな関係で夕飯は各自で調達。もちろん、食べたいのは蕎麦。信州ですから。
だもんで善光寺からの帰り、まだ明るいうちに下調べしといた一軒へ向かう。まあ。ちょっと迷い道でしたが(ノ∀`)

"戸隠そば 大久保西の茶屋"の長野駅前店。戸隠にある本店の雰囲気は尋常じゃなさそうです。
駅前店は居酒屋兼という感じ。軽めに一杯、蕎麦焼酎のそば湯割りともりそばを一枚。このザルで出るのが特徴のよう。
つゆはカツオ出汁。あまり出会ったことのない。そばは太さの不揃いな素朴な見た目。コシの強い。
予想通りに美味かったです。瞬く間に食べてしまう。初めての戸隠そば。長野で食べるのがまたいいのかな。
そんで夜は"炭問屋 だいだらぼっち"へと繰り出しました。焼き物メインのこじゃれた居酒屋。
山っぽいものを選んで頂いたのですが、どれも旨かったですわ～白馬豚とか。馬刺とか。納豆かき揚げとか。
酒の種類も豊富。地酒を飲み較べました。今度はワインが飲みたいね。会計も安い。ウチの近所にもあったらいいな。

長野での最後の食事は翌日の昼。11時半の開店を待つ間、街をぶらぶら。お土産買ったり。
街の西側を流れる裾花川にまで出てみたり。そしたら気持ちの良い河原にベンチが置いてあってしばらくぼんやり。
車窓からみる他の川も水量豊富だったな。雪解け水なのだろうか。青空と木漏れ日の下過ごす休日は至福。

開店と同時になだれ込んだのがここ、"大平庵本店"。有名なとこなのかな。どうなのかな。立派な店構え。
善光寺の参道からはちょっと外れた場所にあります。それでも他の客も入ってくる。昼には早いのに。

ちょっとホワイトバランス崩れ気味です。鴨せいろそば。こちらは信州そばってのかな。細麺でこれまたコシの強いこと。
つゆはしょっぱめのめんつゆらしいつゆ。長野は蕎麦が名物とは思っていたけどどこで食べても美味しいなあ。

あっという間に食べ終わり、長野駅より12：44発の妙高5号に乗る。これ、こんな見た目でも快速です。
快速なので特急券不要です。その代わり終点の直江津まで各駅停車です。しかも510円プラスで指定席ありです。
普通列車扱いなのに指定席あり。湘南新宿ラインのようなもんだろか。ちょっと違うのかな。迷わず指定を取る。
当然初めて乗る電車。JR信越本線。その車窓の景色は素晴らしいものでした。電車がまた好きになった。
飯山線と分かれてからは鳥居川沿いの渓谷風なところをぐんぐん登る。驚いたのがトンネルの少なさ。
短いのが、ほんと数えるほどしかない。ほくほく線や北陸本線のトンネル連発具合に較べたらもう。
なのでずっと風景を眺めていられる。勾配が落ち着き、視界が開けてくると左手には雄大な黒姫山。美しい山。
その先には妙高山。このあたり、テレビで観たチベット辺りの車窓からの景色のよう。見とれて写真に撮り忘れる。
二本木駅でのスイッチバック式動作も味があるのだ。そして野尻湖を過ぎたら直江津まで一気に下る。
この路線はまた是非乗りたいな。北陸新幹線できたらこの景色の中通るのかな。そしたら尚嬉しいけど。

PENTAX *ist Ds/SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 MACRO