岩手・一関へ突発旅行 厳美渓・猊鼻渓 [遊歴雑記]
なので新幹線利用の安々2泊を探す。限定列車、食事なしで2万ちょっと。探せばあるんだなあ。北の方角ばかりだったけど。
秋田と迷ったが、新潟で乗り換えとのことだったので、直通で行ける岩手一関へ。全然馴染みのないところ。話題の平泉の近く。
岩手県の南部の拠点。というか文化圏は完全に仙台。盛岡と仙台が同じ距離なら仙台に買い物行くってそりゃそうだ。
初日は14時過ぎに到着。一関イオンまで歩いてって、その隣にある立ち寄り温泉、願叶乃湯へ。まったりした中々良い泉質のよう。
ただ! ここ全然宣伝してない。webもないし、現地に看板もない。殆ど敷地内って感じのイオンにも案内はなし。儲ける気がないのか。
イオンの店員さんに訊いてやっと辿り着いた。まあ、そのせいか平日のせいか空いていたから良かったけど。もったいない。
2日目から観光に出掛ける。 電車、ドラゴンレール大船渡線に乗り目指すは猊鼻渓。有名な景勝地。写真は車窓より。今回も天気に恵まれた。
船に乗って川下り。寒い寒いと聞いてはいたけど、船にビニールハウスのような屋根が付いていて全然寒くなかったです。
その分景観は損なわれちゃったけど(ノ∀`) 静かな川面をするする進んで、上流の折り返し地点で下船。歩いて最奥まで。
この切り立った火山灰の堆積による石灰岩って言ってたかな、見事な眺めです。日本的な。これなら雪景色も良さそうだなあ。
あそこの岩に開いた穴に願いのこもったうん玉(5ヶ100円)を投げ入れると叶うんだって。案外難しいのです。
帰りは電車の時間が合わず、バスでって思ったけどバス停が分からず。コンビニ、サンクスの店員さんに親切に教えてもらう。
駅からは少し離れたところに商店街がありました。そういやこの一関周辺って美容室や理容店がやたら目につくけど、文化なのかな。
一ノ関駅まで戻って、そこでバス乗り換え。今度は上流、厳美渓へ。こっちの方が賑やかだ。若い観光客もチラホラ。店も多い。
これまた川が長い年月かけて岩を削った景勝地。流れは急。紅葉の過ぎた今、色とりどりの落ち葉が美しい。僅かに残る真っ赤なモミジも。
もう1つの名物、空飛ぶ団子。川の中の岩場に立った東屋から注文すると、団子とお茶がロープを伝って飛んでくる。
でも折からの風であまりに寒かったので、元のお店まで行き暖かい店内で戴く。一皿380円。団子の柔らかいこと!
その後は川べりを散策。モミジだけがちょうど見頃で。青空に映えます。
不釣合いなほど成っていた柿。もう初冬か。こんな風景見ると、東京少年のジョギングシンガーを思い出すわ(ノ∀`)
初日は雨だったんですが、2日目3日目と晴天に恵まれ、PLフィルター大活躍なのでした。寒いけれども清々しい。良い気候。
この日はこの後、厳美渓入り口にあるかんぽの宿にて立ち寄り温泉する。ここは設備が充実。高台にあって見晴らし最高。
陽の暮れる様を露天に浸かり、ぼんやり眺めて過ごすという至高の時間を過ごす。1日遊び切った感あり。夜の酒宴はまた後程。
PENTAX *ist Ds/SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 MACRO + Kenko WIDE BAND C-PL Filter
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